日本では最近世界で活躍する若い選手が増えてきてはいるものの、その2つが生活に結びついているという実感をあまり感じることはありませんよね。国技の相撲も、最近若い女性ファンがいるとニュースになってはいるものの、それもごく最近の話で、そういう人が多いかと言われると、そうでもないかもというのが実際のところでしょう。
実際に欧米ではスポーツと文化というのはとても根強く関係があるもの。サポートしているチームの試合は欠かさずに観る、チームグッズを持つ、試合の勝敗によって自分の感情がとても左右されるなど、スポーツは文化の一環となっています。欧米に旅行に行った際にスポーツの試合を観に行ったことがある人もいるのではないでしょうか?
スポーツの試合ともう1つ関係があるのは、ブックメーカー(スポーツブック )。聞いたことない人も多いかと思いますが、簡単に言えばスポーツ賭博です。日本では違法となりますが、このスポーツの試合に賭けをすることが、特にヨーロッパでは文化として根付いています。試合がある前には応援する意味も込めて自分のチームへ賭ける。負ければもちろん怒りと悲しみは倍になりますが、勝っても嬉しさは倍。
そうやって、スポーツと賭けを同時に楽しむというのは、どの世代にも共通しているヨーロッパの文化です。